防火のおはなし

煙とガラス

火災時にもガラスが活躍します。 火災時に発生する煙は、一酸化炭素・有毒ガスなどを含んでいる場合が多くあります。 この煙は人体には非常に危険なものです。 この煙の流出を防ぎ、視界を確保して非難や消防活動が出来るように、一定の規模(延べ床面積が500uを超えるもの)や、不特定多数の人が集まる建物(映画館、病院、学校、デパート、スーパーなど)には防炎壁の設置が義務付けられています。 デパートやスーパーなどの天井から幅約50センチ程度のガラスの壁が垂れ下がっているのをみたことはありませんか? 火事が発生すると、煙は横に毎秒0.5〜1mの早さで広がり、上には毎秒3〜5mあがるそうです。高温の煙は浮力が大きいため、横より上に上がるほうが早く、天井まで達した後徐々に下降してきます。 そこで高温にも耐え、不燃材料(ガラス)で作られた防炎壁は、煙を横に拡散させず、また天井に溜まった煙を設置された排煙口からダクトを通り、ファンによって自動的に外に送り出されたり、窓から自然に外へ逃がすのです。 火事で恐いのは火よりも煙なのです。もしものときは、姿勢を低くしてハンカチなどを口元にあて落ち着いて避難しましょう。

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